~はもはやそれまで、という意味を英語で表現する時
so much for にはいくつかの使い方があります。
一つには「~については大変に~だ」ということで、Thank you so much for inviting us. 「ご招待いただき誠に有難うございます。」というような丁寧な感謝の表現があります。
これがよく出てくる基本的な使い方ですね。
しかし、これには全く違った意味での使い方があります。
「~はそこまでにしておこう」というような意味で使われることがよくあるのです。
他には「~はもうだめだ、~はもういいよ」」のような意味で使われる場合もあります。
会話や文脈からその意味を汲み取ってみましょう。
for の後ろには物事だけでなく、人を表す言葉もきます。
例文で確認
A: I'm really exhausted. Can't keep doing this any more.
本当に疲れたよ。もうこれ以上は続けられないよ。
B: Ok, so much for today's practice.
スポーツか何かをやっている状況だとします。
そこで、その Aの言葉を受けて、Bが言った意味はどうなるでしょうか。
Ok があるので、「今日の練習はもうだめだ。」だと、ちょっと合わないかもしれませんね。
したがって、普通に考えれば「今日の練習はこれまでにしよう。」といった感じになるでしょう。
A: Isn't Hiroko coming with us?
ヒロコは一緒に来ないの。
B: She has a cold, and so much for her.
一緒に旅行にでも行くつもりだった人が、突然来られなくなったというような状況です。
そこで B の発言の内容としては次のような意味になるでしょう。
「彼女、風邪をひいたのよ。だから、彼女のことはもういいのよ。」
★期待していたものとは全く違っていたという感じでも使います。
A: Sorry, Jim. I don't think I can take you to the zoo tomorrow.
ごめんよ、ジム。明日は動物園に連れて行けないよ。
B: What? Dad! So much for your promise.
この場合の状況は、父親が子供に動物園に連れて行く約束をしていたが、仕事でそれができなくなったというような設定です。
そこで B の訳としては「どういうこと、お父さん、(お父さんの)約束って何だったの。」といった感じになります。