なんとなく、ちょっと、を英語で表現する
「なんとなく、ちょっと、多少、どちらかと言えば」といった感じを英語で表現したい時には、kind of という語句を使うことができます。
これを a kind of としてしまうと、使い方や意味が少し違ってしまうので注意して下さい。これは「一種の、ある種の」というような意味になります。
kind of を1つの単語と考えておくと理解しやすくなるかも知れません。
例文で確認しましょう
A: How do you like the local food?
「その地元料理はどうでしたか。」
B: Well, I kind of like it.
「まあ、どちらかというと好きですね。」
この例文では like を修飾する形で使われています。
B を別の言い方にすると、I like it a little bit. みたいな感じでも良いかも知れません。
I kind of felt like a famous actor on the stage then.
「その時は、なんとなく舞台に立つ有名俳優みたいに感じたよ。」
A: Is it true that Jonny dropped out of school?
「ジョニーが学校を中退したって本当かい。」
B: Year, he was kind of a pain in the ass.
「ああ、彼はちょっと困った奴だったからね。」
※ drop out of school 退学する、中退する
a pain in the ass 厄介者 ass のところは neck などとも言います。
● This place is kind of scary.
「この場所はちょっと気味が悪いね。」
このように、形容詞にかかることもあります。
● This is a kind of scary place.
「ここはある種、気味の悪い場所ですね。」
※ つまり、気味の悪い場所の一つであるとも言っていることになるわけですね。マッジ~(⌒▽⌒)
だから、これを This is kind of a scary place. とすると「ここはチョット気味が悪い場所ですね。」となります。
● What kind of smartphone do you have?
「あなたはどんなスマホを持っていますか。」
この場合の kind は種類という意味になり、type に置き換えて言うこともできます。
また、What kind of ~ も、What kinds of ~ も意味は同じですが、1つの種類なのか、それ以上あるのかを聞いているに過ぎません。
したがって、上の例文のように聞かれた場合は、I have an Iphone 6. みたいに答えることになるでしょう。