どうりで、を英語で表現
どうりであの時彼女の態度が少しおかしかったわけだ。
レベル1
何とかご自分で英文を作ることができましたか?
この英文を考える時に、皆さんが困ったのは、「どうりで」と「態度」でしょうか。
まず「態度」という単語は、英和語辞典などで調べれば attitude というのが見つかったと思います。
この単語は中学レベルでは習わないので、その発音や単語自体も難しいのですが、単語だけ覚えるのなら、それ程問題はないはずです。
「どうりで(道理で)も」、うまく見つけることができた方もおられるでしょうが、これは今回のキーワードなので、ひとまず置いておきます。
■ That time her attitude was little strange.
ご自分の作った英文と比べてみて、どうでしょうか。
これくらいの間違いなら、何とか通じると思います。
次のレベルで少しずつ改善していきましょう。
レベル2
「あの時」は at that time と at を付けます。そして、この語句は then と1語にしても良いですね。
次に「少し」は a little とか a bit または、これらを合体させて a little bit と言うこともあります。
■ At that time her attitude was a little strange.
これで、文法的に問題はなくなりました。
ところで「おかしい」という単語は strange, unusual, odd などいくつも見つかったと思いますが、このような場合、会話では funny
がよく使われたりします。
■ Her attitude was a little funny at that time/then.
レベル3
それでは、「どうりで」はどんな言葉が見つかりましたか。
簡単な単語を使おうと思えば、「今わかった」というような意味で Now I know という語句を使えば良いでしょう。
know は that で次の文につなげることができ、省略も可能ですから、次のように表現出来ます。
■ Now I know (that) her attitude was a little funny then.
その他には、少し難しい単語を使えば no wonder というのもあります。
wonder(ワンダー) は名詞で「不思議なこと、疑い、奇跡」などの日本語になります。
これに no を付けることで「不思議はない」「疑いはない」などとなります。
No wonder she was angry at you.
「どうりで彼女は君に腹を立てていたわけだ。」
この no wonder は It's no wonder that を省略した形で、会話ではよくこのようになります。
また、that は why になることもあります。
ところで angry は人に対して使う場合は例文のように at を使うので、この組み合わせで覚えて見てください。