そんなところだ、というような意味を表す英語表現
that's about it は、直訳で日本語にしても意味がよく分からない表現です。
これはあまり単独で使われるものではなく、他の言葉の後や、リアクション的に使われる表現です。
例えば「それくらいだ、そんな程度だ、そんな感じだ」のような訳になります。
それでは、例文を通して使い方を見ていきましょう。
例文で確認
A: I wonder why she didn't tell you about the story.
どうして彼女はその話をあなたにしなかったのかしら。
B: Well, maybe she didn't want to. That's about it.
ああ、たぶん言いたくなかっただよ。それだけのことさ。
過去形にしても使えます。
A: It seems like they knew everything.
彼らは全て知っていたみたいだね。
B: Yeah, that was about it.
うん、そんな感じだったね。
疑問文にして使ってみましょう。
A:Thank you for coming today. See you tomorrow.
今日は来てくれてありがとう。じゃあ明日ね。
B: Hey, is that about it? Why don't we go drinking from now?
おい、それだけかい。これから飲みに行こうじゃないか。
A: I've heard that your elder sister closed his shop. Were there few customers?
お姉さんはお店を閉めたらしいね。あまりお客さんがいなかったのかい。
B: No, that's not about it. She just had something else to do.
いいや、そういうことじゃないよ。他にやりたい事があったんだよ。
これと同じような使い方ができる that's that という慣用句もあります。