英会話学校の利用法

初心者へ贈る英会話勉強方法

英会話学校(教室)の生かし方

まず英会話学校に行くべきかどうかという議論もありますが、確実に肯定や否定ができる理由もありませんので、まずはご自分の状況に合わせて考えれば良いと考えています。

英会話学校のかしこい利用方法

最近の英会話学校はマン・ツー・マンでできるところも多いようです。

しかし、授業料はグループ学習よりは当然に高くなるので、年間では入会金や教材も含めて100万円以上かかるところもあるようです。(なんかボッタクリみたいですが・・・)

そこで、大体の場合はグループレッスンを選択することになるのでしょうが、それでも年間の授業料は20~30万円以上になるのは普通でしょう。

私も、かつて1年ほど英会話学校に通ったことがあります。

主体はグループレッスンでしたが、20年以上前ではあっても、20万円以上のローンを組まされていたのではなかったかと思います。

これは自分自身への投資ですから、生かすも殺すも自分次第です。

これから英会話学校に通うと考えている方、すでに通っている方は、ただの友達作りの場にしないようにしたいものです。

英会話学校に通うのに時間がかかったり、決められた時間に行かなければいけない等、いくつかのデメリットはありますが、実際に目の前でネイティブや他の生徒たちと英語で会話ができるというのは、印象度(衝撃度)が違ったりして、身体全体で英語を感じることができるというメリットもあると思います。

英会話学校へ通うということは、こういったメリットを十分に生かさなければ意味がありません。

人によっては、イケメンやきれいな女性と知り合いになれるというメリットもあるかも知れません。(^^)


私の場合、1年通ってどの程度力が付いたかと言えば、英検5級程度から3級程度になったくらいではないかと思います。(この時、英検は受けていないのではっきりとは分かりませんが・・・。)

それまでは、あまり文法というものを意識したことがなかったので、初めの内は、まあまあ間違いを気にせずに外国人(ネイティブ)にも気軽に話しかけていたように思います。

だんだん文法がわかってくると、それが気になり過ぎて、次第に会話への参加が減ってきます。

教室へ行く前の準備など

ところで、英会話学校などでは、授業の始めは、あいさつ程度の軽い会話から入ることが多いと思います。

したがって、授業の始めからいきなり本題(その日の課題)に入ることはまれで、その日にあったことや、体験したことなどを聞かれることがよくあります。

しかし、多くの生徒は、終始 yes, no程度の受け答えしかできず、実のある会話に参加できずに時間が過ぎていきます。

そこで、あらかじめ英会話学校に行く前に、その日に話したいことを、短くても良いので、英語でしっかりと準備をしていくとよいと思います。

そうすれば、講師から話しかけられた場合、すぐにその話題を持ち出すことができます。(単なる会話なのですから、間違っていても全く問題はありません。)


例えば、次のような感じです。

講師:Hey, what's new, Kaori ?
「ハイ、かおり、変わりないですか。」

かおり:I found a wallet with a lot of money in it this morning.
「今朝、お金がたくさん入った財布を拾いました。」

講師:Wow, so what did you do?
「ワオー、それでどうしました。」

かおり:Of cource, I took it to the police.
「もちろん、警察に届けましたよ。」


たったこれくらいの会話であったとしても、最初の内はかなり満足できると思いますので、毎回続けていけば会話力の付き方も違ってくるでしょう。

さらに、それまでに自分が知らなかったり、一度も使ったことのない単語などを使ってみたりすると、新たな語彙を効率よく自分のものにすることができます。

積極的に参加する

4,5人程度の少人数グループレッスンであっても、その中で特によくしゃべる人が必ずというほど1人はいると思います。

こういう人ばかりがしゃべるのを、指をくわえて見ているのは損です。スキをみて話に割り込むことも大事です。

同じお金を払っているのですから、遠慮する必要はありません。

少し周りより英語ができると思っている人は、どんどん話しに割り込んできます。

そこで、会話への割り込み方としては、例えば、会話中の単語がわからなければ、それを聞いてみるのという方法もあります。


Excuse me, but what does (the word) “ooo” mean?

「“ooo”は(単語の)何という意味ですか。」という意味ですが、他にもいろいろな聞き方ができますね。

とにかく、会話に積極的に参加していくことが大切で、だまってうなづいているだけなら家でNHKなどの英語講座を聞いていた方がずっとましです。

与えられたものだけを学習していては、まず、あなたの英語は上達しないと言っても過言ではありません。

自分が会話に入っていくきっかけをつかむことは大事なことで、自分が自信をもって言えるフレーズは会話参加への勇気になります。

そのためにも、英会話学校に通っている方は、使えそうなフレーズをできるだけたくさん見つけたら、入れ替え練習(sbustitution drill)などを何度もして、いかなる時にでも、できるだけ素早く使えるように準備して行けば、それなりの成果が見えてくると思います。

コンテンツ

ページのトップへ戻る