何とかという物、人、という意味を表す英語表現
whatchamacallit は、人や物の名前が思い出せなかったり、呼び方がわからない物を表現する時の言葉です。
また、知ってはいるが、あえて口にしたくない名前などの代わりにも使われることがあります。
日本語では「あの何とかという物(人)、例のやつ」などと訳せますが、場合によっては「あれ、それ」などと簡単に言うこともありますよね。
これは What you may call it を素早く言った時の言葉を表記したもので、want to を wanna と書くのと同じです。
発音は、ワチャマコールイットのようになり、「ワ」に強勢をおきます。
それでは、例文の中で使い方を見ていきましょう。
例文で確認
A: Hey, pass me the whatchamacallit on the table.
おい、テーブルにあるその何とかってやつを取ってくれ。
B: Ah, you mean that yellow funny thing?
ああ、あの黄色い変な物のこと?
英語で物の名前を尋ねる時に What do you call it? と言うこともよくあるので、これもハイフンを付けて同じように意味で一語にして使うこともあります。
A: The-what-do-call-it who visited us yesterday looked like a famous actor,
dind't he?
きのう、訪ねてきた何とかっていう人は有名な俳優に似ていたわね。
B: Oh, didn't you realize him. He is him.
おや、気付いていなかったのかい。彼がそうだよ。
これも whatyucallit と書くことがあるようですが、使用頻度は少ないようです。
この「なんたらかんたら」という意味を表す英語は他にもいくつかあり、thingamajig(シンガマジーグ)という単語もその一つです。
A: Do you know how to use this metal thingamajig?
この金属の何たらの使い方知ってる?
B: Eh, the gizmo is used for the 3D printer.
ああ、その何とかって言うのはこの3Dプリンターに使うんだよ。
グレムリンというかなり昔の洋画に、 gizmo(ギズモ)という名前が付けれたら生物が出てきましたが、これも例文の通り名前の分からない物を呼ぶときに使える単語の1つです。
他には、上記のものとに似た表現で thingamabob(シンガマボブ)という言い方もあります。
A: The new thingamabob virus is really scary, isn't it?
その新しい何とかというウィルスは本当に怖いよね。
B: Experts say that the mortality rate is over 90 percent.
専門家によると致死率は90パーセント以上らしいよ。
上記に記載した単語は全部複数形にして使えます。
Those whatchamacallits are members of the whatyucallit rock band, aren't they?
「その何とかという人たちは何とかというロックバンドのメンバ―なんですよね。」
調べれば調べるほどまだまだ出てくると思いますので、興味のある方は探してみて下さい。