理由を尋ねる時の英語表現
bring は「連れてくる」という意味になるのは皆さんもよくご存知のはずです。
しかし、これに what を付けて題名の形にすると「何が~をそうさせたのですか」というような意味の表現になります。
日本語ではまず言いそうにない、いかにも英語らしい表現方法の一つなので、是非この使い方を覚えておきましょう。
例文で確認しましょう
What brings you here?
この英文の意味は「こちらへはどういう用事で来られたのですか。」のようになります。
bring が現在形なのですが、決まった表現ということで、よくこのまま使われています。
これを過去形にすると次のように bring が brgouht になります。
What brought you here?
直訳だと「何があなたをここに連れてきたのですか。」になりますが、これもまた、日本語では現在形の時と同じ意味になります。
Why did you come here? と言うと分かり易いのですが、これだと場合によっては、少しぶっきらぼうで失礼な印象を与えてしまう可能性があります。
「you は何しに日本へ」だと、Why did you come to Japan? をよく使っています。
これも標準的な言い方と言えますが、抑揚の付け方によっては失礼に聞こえることもあるでしょう。
また What made you come here? という言い方もあり、これなら「何があなたをここに来させたのですか。」のような意味合いで、英語的にも普通の聞き方になります。
これらと同じような表現では What takes ~? などの言い方があり、具体的な場所を表す場合は to を付けます。
ただし、これは現在形では、take が「連れていく」という意味なので、これからの予定を聞いていることになります。
What takes you to Tronto?
「どんな用事でトロントに行かれるのですか。」
ただ、 What took you here? でも What broght you here? と同じような意味で使われるようです。