相手の言葉に相槌を打つ時の英語表現
ver well だけでは、直訳で「とても上手に」みたいな意味でとってしまうかもしれませんね。
実は、この2語だけで、相槌の言葉として使われることがあります。
その相槌の意味としては「わかりました、承知いたしました」などのように、相手の意向を受け入れる形となります。
また「結構だ」と皮肉的に言い返すような時にも使います。
例文で確認しましょう
A: Can you give me a ride home, Neil?
ネイル、家まで送ってくれない。
B: Very well, but only this time.
かしこまりました~。でも今度だけだよ。
※ give someone a ride home 家まで車で送ってもらう
ちょっとおどけた訳にしてみましたが、これは Ok. や All right. などと同じような意味で使っているのです。
A: I will never lend you money again.
あなたには二度とお金は貸さないわ。
B: Huh, very well. I will ask John.
ああ、結構だよ。ジョンに頼むから。
この例文の場合は、皮肉的に「お前が貸してくれなくても、他の人に借りるから別にいいよ。」みたいな感じになります。
●いたって普通の挨拶において、次のように答えることもあるでしょう。
A:How are you today, Ronny?
ロニー、今日の調子はどうだい。
B: Yeah, very well, thank you.
ああ、快調だよ、ありがとう。
そのまま「とてもいいよ」といった意味ですね。
●ところで all very well と all を付けて表現する場合もあるのですが、これは、「良いのは良いのだが、十分ではない」といった感じで使われます。
A:I hear you went on a date with Lucy. Lucky you.
ルーシーとデートしたんだってね。いいよな~。
B:It was all very well, but she went home before dark.
いいのかどうか、暗くなる前に帰っちゃってさあ。
しかし Her family were all very well. となれば、普通は「彼女の家族はみんなお元気でしたよ。」のように、無事を説明する意味になるのが普通です。
上記の例題と併せて、前後の文脈等で意味を考える必要があるでしょう。