「~次第で、~をたくらんで」など様々な意味を持つ英語慣用句
up to は be動詞に続いて be up to なると「~次第である」とか「企んでいる」などの意味になります。
その他にもいくつかの意味でよく使われる慣用句の1つです。
前置詞が二つ続いており、初心者の方には意味の捉え難い部分もあるかと思います。
また、いろいろな意味がある点でも、その前後関係に気を付けなければならず、最初は難しいと感じるかも知れません。
それでは、これを使った例文を見ながら覚えていってください。
例文で確認しましょう
A: Should I tell her right now that I'm not going to the party tomorrow
今すぐ彼に明日はそのパーティにはいくつもりはないって言った方がいいかな。
B: Well, I guess it's up to you.
う~ん、それは君次第だと思うよ。
この be up to は「~次第である」という意味で、非常によく会話でも聞かれる。
A: But if I tell her about that, she may get angry.
でも彼女にそれを言ったら、怒るかも知れないんだよ。
B: I think she'll claim "what are you up to?"
”何考えているの”って言うだろうね。
この場合の be up to 「企んでいる」という訳にできるでしょう。
例文のように what と共に1つのフレーズでよく出てきます
A: You do think so too, don' t you?
君もやっぱりそう思うだろ?
B: Yeah, she must keep complaining up to infinity.
うん、いつまでも不平を言い続けるにきまってるよ。
infinity には「無限」という意味があるので up to infinity で「無限に、いつまでも」という訳ができます。
A:Hi guys, what are you up to?
あら、君たちどこ行くの?
B:Ah! We're on the way to a convenient store for tomorrow.
ああ、明日のためにコンビニに行くところだよ。
この what are you up to は、道端であった時の挨拶程度の言葉なので、状況によって「元気、どうしてる」という訳でもいいかと思います。
これは上に出てきた表現と全く同じですが、それも状況次第ということになるでしょう。
その他「~まで」という数量などを扱う表現でもよく登場します。
You can load onto this mini truck up to 800 kilograms.
「この軽トラには800キロまでの荷物を積むことができます。」