好きにしていい、勝手にどうぞ
suit oneself の suit は名詞で「スーツ」という日本語にもなっていますね。
動詞としては「似合う、適合する」や「満足させる」などの意味で使われています。
言い方によっては、ユーモア的なったり、皮肉や怒りを交えた感じになるので注意しましょう。
oneself の部分を yourself や myself, himself などに変えて表現できるように練習しておきましょう。
例文で確認しましょう
A: Mom, I don't fell like going to the piano lesson today.
お母さん、今日はピアノのレッスンに行き気にならないの。
B: Oh, really? Suit yourself. I hear that a new boy is joining the lesson today.
あら、そうなの?好きなようにすれば。今日から新しい男の子が入ってくるらしいわよ。
suit yourself では、「あなた自身を満足させる」というような感じになるので、そこから「好きにする」という訳になると考えておけば良いでしょう。
oneself の部分は、yourself の形でよく出てくるので覚えておきましょう。
このように suit yourself は、よく単独で使われるのですが、次のように文章の一部としても使用可能です。
A: I've heard that you live apart from him. What happened?
彼と別居しているらしいじゃない。何があったの。
B: He had an affair again. I'm going to suit myself, too.
また浮気したのよ。私も自分の好きなようにやっていくつもりなの。
別居するは live apart の代りに separate などでも良いです。
「浮気をする」という言い方には cheat など他にもいくつかありますが、cheat には「だます、インチキをする」などの意味でもよく使われます。
A: How dare they could break the international treaty that easily?
あの人たちは一体どうしてあんなに簡単に国際条約を反故にすることができるのだろうか。
B: The government and the people always suit themselves at their coveience.
その政府や国民はいつだって自分たちの都合に合わせて勝手にやるのさ。
how dare は疑問文ですが、この例文のように通常の疑問形にはならないので注意して下さい。