などを表わす英語表現
see eye to eye は、「意見が一致する、そりが合う、仲良くする」などの意味として使われます。
eye to eye は、「目を向き合わせて」という感じなので、そこから「真摯に」という副詞としても使われることがあります。
ところで eye for eye とすると「目には目を」という、敵対するような意味になるので注意しましょう。
このような意味の慣用句は、他にもいくつかあるので、それらも含めて、どいういった場面で使われるのか、以下の例文を参考にして覚えていきましょう。
例文で確認
A: So after all you both want to break up the comedy duo, right?
じゃあ、結局はお二人ともお笑いコンビを解散したいということなんですね。
B: Yes, we see eye to eye on that. Each of us has found a different dream.
そうです。そこは意見が一致しています。それぞれが違った夢を見つけたのです。
この場合は、簡単に言うと agree という単語と同じ意味です。
物事が後に続く場合は on を使います。
ところで、いわゆる「コンビ」という言葉は、英語では通じないので、duo や partner を使いましょう。
◆人が後ろに来る場合はその前に with を使います。
A:Susie, weren't you going to start an online business with Mariko?
スージー、真理子とオンラインビジネスを始めるんじゃなかったの。
B: Nope. I didn't see eye to eye with her. She was a little bossy.
いいえ、彼女とはそりが合わなかったわ。ちょっと威張ったところがあったの。
bossy(威張った) は、boss という単語が日本語でも「ボス」として使われるので、「(ボスは)威張っている」という感じで覚えておきましょう。
◆「意見が一致する」というような意味では be on the same page という表現もよく使われます。
A: Jack, I want my daughter to go to the high school.
ジャック、私は娘にその高校に行ってもらいたいのよ。
B: Uh-oh, I thought that we were on the same page about our kid's education.
あれ~、子供の教育については、僕たちは考えが同じだと思っていたよ。
◆また、「そりが合う」というような意味では、 hit it off という簡単な語句を使った表現もあります。
A: These days, Mike and George are hanging out together.
この頃、マイクとジョージはいつもつるんでいるよね。
B: They hit it off with each other at first sight.
あいつらは一目でお互いに気が合ったんだよ。
hang out は「たむろする、つるむ」などの意味があります。