表現する英語慣用句
second nature とは、簡単に言うと「才能」や「習性」ということになるのですが、second が「二番目の」で、nature が「気質」や「性分」などの意味があり、「第二の才能」のような感じになります。
しかし、これではよくわかりませんね。
つまり「自然と発揮される才能」というような意味で、「考えることなく自然とできる能力」ということになるでしょう。
それでは例文を参考に使い方を覚えていきましょう。
例文で確認しましょう
A: Riding a unicycle is so difficult, isn't it?
一輪車に乗るのってすごく難しいわよね。
B: Haha, that's seccond nature. I can even ride it on one foot.
はは、そんなの簡単だよ。片足だけでも乗れるよ。
この場合の「簡単」は、「自然に乗れる」というニュアンスですね。
unicycle は「ユニサイクル」と読み、母音字の u から始まっている単語ですが、母音の発音ではないので a を付けます。
特に誰かにとって表現したい時は後ろに to+人を付けて言うことがあります。
A: Will you check this computer program, please?
このコンピュータプログラムをチェックしてくれませんか。
B: Ah, that's second nature to me. I used to be a hacker.
ああ、そんなの考えなくてもできるよ。俺はハッカーだったからね。
hackerハッカーは他人のコンピュータに不正に侵入して不正操作などをする人のことですね。
second nature の前には冠詞の a が付いたり付かなかったりしますが、どちらでもいいみたいです。
A: You know, I can't help thinking anything in French first.
どうしたってまずフランス語で考えちゃんだよね。
B: Are you bragging? Anyway, they say habbit is (a) second nature.
自慢しているのかい。まあ習慣は第二の天性っていうからね。
can't help+ 動詞ing で「どうしても~してしまう」という慣用句です。
天性は持って生まれた能力のことですが、習慣は生まれた後の癖や行動、またその後に行ってきたことで努力・苦労などによっも身に着いた才能ということになりますよね。
すなわち、物事が無意識のうちにやれたり出来てしまったりするということです。
この表現を忘れた場合は次のように直訳で言うこともできるでしょう。
A: Can you open this old safe?
この古い金庫を開けられる。
B: Oh, that's quite easy. I can do it without thinking.
あ~、そんなの至極簡単だよ。考えなくてもできるな。
safe はセーフですが、金庫という意味でも使います。
いかがだったでしょうか。簡単な単語だけで出来ているので、機会があれば是非一度使ってみて下さいね。