無駄、役に立たない、などとと言いたい時の英語フレーズ
safe and sound は、「無事に、安全な」という意味で使われるイディオムです。
「無事に」の意味では safely とすることと同じになります。
後ろの sound は「音」ではなく、「安定した、十分な」といった意味合いです。
このように語句をわざわざ長くして言うのも、英語らしいところだと思います。s の音で韻を踏んだ表現でもあります。
それでは、例文でこの使い方を覚えていきましょう。
例文で確認しましょう
A: I'm going to the South Pole next month.
来月南極(点)に行くつもりなんだ。
B: Wow, I hope yo'll get there safe and sound.
わっ~、無事に着くと良いわね。
北極や南極は寒さの厳しい所ですから、まさにこの表現がピッタリといった感じではないでしょうかね。
※ 南極(大陸)には Antarctica という単語もあります。
上の例では副詞として使われていますが、形容詞としても利用できます。
A: There are a lot of traffic accidents every day.
毎日たくさんの交通事故が起きているよね。
B: We should build a safe and sound system for our next generation.
次の世代のために安全なシステムを作らないとね。
このように名詞を修飾する形容詞としての使い方もできます。
※ generation 世代
また、sound を secure にして言うこともあります。
secure には safe と同様に「安全な」という意味がありますので、同じ意味の単語を並べることにもなり、安全性を強調しているような感じになります。
A: Is this nuclear facility controlled properly?
個の核施設はしっかり管理されているのですか。
B: Of course, it's totally safe and secure.
もちろんです。絶対安全です。
safe and secure は「安全かつ確実な(に)」と訳されることもあります。
「無事に」は、少し言い方を変えれば without accident/trouble/problem など、いくつもの表現ができると思います。
A: Wasn't that country dangerous?
その国は危険ではなかったの。
B:Well, a little bit, but I could travel without any trouble.
あ~、ちょっとね。でも無事に(何も問題も無く)旅行できたよ。
safe and sound(secure) はイディオムではあっても、フォーマルな場でも使える表現なので、チャンスがあれば使ってみましょう。
英語(言語)は実際に使ってこそ、身に付いていくものです。