驚きや怒りなど強調する英語表現
on the ropes の ropes は「ロープ」ですが、これはボクシングのリングに張られたロープがその起源になっているようです。
つまり、ボクサーが相手にロープ際に追いやられて、ダウン寸前の状態にあるような感じから来たのでしょう。
したがってこの慣用句は「ダウン寸前で」や、「絶対絶滅で」などの意味で使われています。
では、例文を参考に使い方を覚えていきましょう。
例文で確認しましょう
A: Many businesses are on the ropes amid this pandemic.
たくさんの業種がこのパンデミックの中にあって危機に瀕しているよね。
B: I'm worried about the future economic activities of this country.
この国の将来の経済活動が心配だよ。
「危機に瀕する」という意味では、他にも in dager, under threat など色々な言い方ができます。
A: The opponent is too strong, isn't it?
相手は強すぎるよね。
B: No, look. The shoe is on the other foot. He is on the ropes now.
いや、見ろよ。形勢が逆転だよ。相手はダウンしかかっているぞ。
上で述べたように、同じような意味を表す表現は、他にもたくさんありますが、元々の起源の言葉なので、ここではこの表現がピッタリですよね。
また、The shoe is on the other foot.という慣用句も覚えておくと便利でしょう。
これに hgih を付けると次のような感じでも使えます。
A: Joseph was blowing his (own) horn again in front of everyone.
ジョセフがまたみんなの前で自慢していたわよ。
B: He's on the high ropes these days.
この頃あいつは得意になっているね。
blow one's (own) horn の horn はトランペットのことで、英語圏では、それを吹くことは華やかさを表現します。
したがって、この表現は「自慢する、自画自賛する」などの意味で使われます。