on the ball の意味と使い方を覚えよう

初心者へ贈る英会話勉強方法

理解が早く、物事に素早く対応できることを表す英語表現

on the ball は、物事への理解が素早くでき、反応する能力も高いので仕事などをうまくこなせるというような場合に使われます。

これはスポーツから来たという説もあるので、もちろんスポーツにおいても上記のことが当てはまります。

そのスポーツはアメリカのベースボールのことで、投手が変化球を投げるときにうまく変化するように、ボールに唾を付けて投げたという説です。

または keep your eye on the ball 「ボールから目を離すな」という表現の一部を取ったものでもあるようです。

他にもいくつかの説があるようです。

では、例文を参考に使い方を覚えていきましょう。

例文で確認しましょう

この慣用句はいろいろな訳を付けることができます。

A: Mitchie is a good tennis player, isn't he?
ミッチーはテニスが上手だよね。

B: You know, he's always on the ball when it comes to sports.
あのね、彼はスポーツくればいつも有能なんだよ。

ここでは「有能な」としましたが、「優れている」とか、同じような意味になればどのような訳でも良いでしょう。


be動詞に続くことがよくありますが、一般動詞の stay や get などの状態を表す動詞に続けることもあります。

A: Sarah, this is a very important project. Never make a mistake.
サラ、これはとても重要なプロジェクトだから、絶対に失敗しないようにな。

B: Okay, I will stay on the ball.
分かったわ。よく心得ておくわね。

ここでは「よく心得ておく」としましたが、「注意が行き届かせる」や「警戒しておく」などいろいろな意味になることもあります。


with を後ろに付けて表現することもあります。

A: I wonder if you guys can meet the tight deadline.
君たちはこの厳しい締め切りに間に合うかなあ。

B: Well, don't worry. We're on the ball with our time management.
あ~、僕たちは時間の管理はちゃんしているよ。

ここでは「しっかり管理している」という意味ですが、他には「機敏な」「理解して」「抜かりない」など様々な意味を表現することもできます。

会話の流れに合わせて、いろいろな場面で使える慣用句だと思います。

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