人同士の関係を表す英語表現
on good terms with は「~との関係が良い」というような意味を表現する慣用句です。
初級者には、この中の term という単語が少し難しいかと思います。
この単語には「期間、学期」や「用語、表現」、そして「関係、間柄、仲」などいくつもの意味があります。
つまり、ここでは最後の「関係、間柄」という意味としてこの慣用句になっています。
しかしながら、この慣用句においてはいつも複数形になることに注意しましょう。
では、下記の例文を参考に使い方等を覚えていきましょう。
例文で確認
A: Can't you ask Becky to lend me her car today?
ベッキーに今日車を貸してくれるように頼めないかな。
B: All right. I'm on good terms with her.
いいわよ、私は彼女と仲がいいから。
この慣用句は be動詞に続いて使われることがよくあります。
その他の動詞も使ってみましょう。
A: We haven't seen Brian lately, have we?
ここのところブライアンを見かけないよね。
B: It seems like he dosesn't want to keep on good terms with us anymore.
あいつはもう俺たちとは仲良くやっていきたくないようだな。
with を使わずに最後にくることもあります。
A: I heard your employee was harassing you people a lot.
使用者はあなた方によく嫌がらせをしていたらしいですね。
B: Yeah, but people around me were nice so I left the job on good terms.
そうですが、私の周りの人はとても良くて、円満に仕事をやめることができました。
you people 「あなた人々」ではなく、相手が複数人いる場合に使われる言い方の一つです。
この慣用句の反対で on bad terms と言うこともあります。
A: Why is George on bad terms with his sister?
どうしてジョージは妹と仲が悪いの。
B: They are quarreling about their father's inheritance.
あの人たちはお父さんの遺産でもめているのよ。
inheritance 遺産、相続権、継承、遺伝、文化的遺産など
否定形にすれば bad を使わなくても同じような意味を表現できますね。
I wasn't on good terms with my brother when we were teenagers.
「兄とは十代の頃は仲が良くなかったのです。」
一番簡単な言い方だと friend を使えば似たような表現ができるでしょう。
You know, I'm a good friend with some of the TV station staff.
あのさ、僕はテレビ局の人たちと仲が良いんだよ。