行き当たりばったりなどの意味を表す英語慣用句
hit and miss の hit は「当る」で、miss はその反対の「外れる」という意味で考えると、「当るか外れるか」のような感じになります。
つまり、この解釈の仕方からすれば、「行きあたりばったりの」という意味にもなるということでしょう。
他にもいくつかの意味での使い方があります。
それでは、例文を通して使い方を覚えてみて下さい。
例文で確認
A: I'm going to decide what to do after arriving there.
そこに着いてからどうするか決めるつもりなんだよ。
B:That kind of hit-and-miss approach wouldn't work out.
そん行き当たりばったりのやり方じゃうまく行かないんじゃない。
work out は「物事がうまくいく、何とか解決する、理解する」など色々な意味で使われる動詞句です。
A: His first film was big-box office hit.
彼の最初の映画は大当りだったね。
B: It seemed like a hit-and-miss affair.
それって偶然の出来事だったみたいだよ。
big-box office は特に映画において「大ヒット、大当り」などの意味で使われる慣用句ます。
特にイギリス英語では hit-or-miss と or が使われることがあります。
A: What do you think about the new Chinese restaurant?
あの新しくできた中華料理店はどうなの。
B: Well, hornestly speaking, their service is hit-or-miss.
まあ、正直言って、サービスの質は良くないよね。
この例文では「良かったり悪かったり」という意味もあって、それを「一貫していない」というような、ことから、「(質が)良くない」という訳にしています。
A: Don't you have any good plan to beat them?
彼らに勝つためのなにか良いプランはないの。
B: Let's hit or miss. We have nothing to lose.
破れかぶれでいこうよ。何も失うものはないからさ。
hit and miss は、元々それぞれが動詞としても使える単語ですから、hit or miss も同様に動詞として使いってみました。
「破れかぶれで」の意味では desperatley などの単語も使えますが、これは難しいでしょうか。
hit and/or miss shower で「通り雨」の意味で使われます。
We will have hit and/or miss shower this afternoon.
「午後は通り雨があるでしょう。」