妙案だね、正しい判断だ、など、簡単に賛同を伝える英語慣用句
good call の call には名詞として「判定、選択、決定」などの意味があり、good と併せることで、「妙案、正しい選択、良い決定」などの賛同を伝える表現になります。
call は最初に動詞で「呼ぶ、電話をする」というような意味で習うので、上記のような意味があることを知らない人も多いと思います。
それでは、この表現がどのように使われるかを、下記の例文を参考に使い方を参考にしてみて下さい。
例文で確認しましょう
A: Hey, do you wanna skip school and go to the amusement arcade?
オイ、学校さぼってゲーセンに行こうぜ。
B: Good call! I hate today's class.
いいね。今日の授業は大嫌いだよ。
訳としては「良い選択」の意味になれば問題ないと思います。
ゲームセンター game center は和製英語です。
◆ make を使って1つの英文にもできます。
A: I've decided to break up with Tomas
トーマスと別れることにしたわ。
B: I think you made a good call. He's the cheating type.
良い判断だと思うわ。あの人は浮気性だから。
the cheating type 浮気をするタイプだということです。
◆ good call の反対は、もちろん bad call です。
A: I suppose it was a bad call.
あれは良くない判断だったと思うよ。
B: You know, I had no other choice.
あなさ、他に選択肢はなかったんだよ。
◆ good call は言い方や状況によって、皮肉的に使われたりすることもあります。
A: Japanese cars are the best after all.
やっぱり日本車が一番だね。
B: Good call, stupid!
そんなの当たり前だよ、馬鹿野郎!
このように、明かな事や馬鹿げた事などを言った相手に対して、皮肉的に答えることができます。
これは普通は肯定的に使う言葉でも、時に反語的に使われる言葉が他にたくさんあることからも分かるかと思います。
例えば、山奥で車のカギを失くした相手に、次のようにも言えますね。
"I lost my car key." "Oh, great. "
車の鍵を失くしちゃったよ。そりゃ、大変だ。