堂々巡りをするという意味を表す英語表現
go in circles は、「堂々巡りをする」という意味で、それぞれの英単語からも分かりやすい慣用句になっていると思います。
会議の中などで、なかなか話が進まなかったり、結論が出なかったりするような場合に、その訳として「空回りする、全く先に進まない」などでもよく使われることがあるようです。
この中の語句を変えたり、付け足したりすることもできるので、例文を参考に使い方を覚えていって下さい。
例文で確認
A: I don't think we should discuss with them about the sencitive issue
anymore.
その敏感な問題については、これ以上彼らと話すべきではないと思います。
B: Right, we will go in circles if this goes on.
そうだな、このままじゃ堂々巡りだな。
if this goes on も「このまま行くと、この状態のままでは」などの意味で、決まり文句としてよく使われます。
◆ この慣用句では around または round を go の後に付けて言うこともあります。
A: Well, I know you're working hard, but your enthusiasm seems to be going around in circles.
そうだな、君が一生懸命やっているのは分かるが、君の熱意は空回りしているようだよ。
B: You mean I'll be fired?
私は首ってことですか。
You're fired は「お前は首だ」という意味のイディオムで有名ですね。
go around in circlesは、一定の場所をぐるぐる回るという意味でも使えます。
A: Little kids do like rediculous plays, don't they?
小さい子供ってばかばかしい遊びが大好きよね。
B: Yeah, my little boy is going around in circles until he gets bored.
そうよ、私の息子は飽きるまでグルグル回っているわ。
その他、run in circles という言い方をすることもあります。
A: Jack's excuse was running in circles. I'm sure he is guilty.
ジャックの弁解は堂々巡りをしていたよ。あいつは確実に有罪だよ。
B: Oh, poor him. But he was asking for it.
ああ、かわいそうに。でも、自業自得ね。
poor+人で、「哀れだ、かわいそうに」などの意味になり、皮肉にも使える口語表現です。
平気で嘘を付く人間は、ごまかすために同じようなような話ばかりすることがあり、要点に辿りつくことがないものですよね。
また、「堂々巡りをする」という言い方には go back and forth など、他にもいくつかの表現があります。
back and forth 自体も「前後に、行ったり来たり」などの意味で使える慣用句です。