英語慣用句
go easy に使われている単語はどちらも非常に簡単ですね。
ただ、これを直訳しようとすると「簡単に行く」とかになってしまうのでよくわからなくなってしまいそうです。
一般的な訳としては、「気楽にする」「優しくする」などとできますが、これも臨機応変にいろいろと出来そうです。
それでは、この表現がどのように使われるかを、下記の例文を参考に使い方をみていって下さい。
例文で確認しましょう
A: I can teach you how to fight, man.
オイ、喧嘩のやり方を教えてあげるよ。
B: Oh no, go easy on me, please. I'm not a jock as you can see.
いやいや、お手柔らかにお願いします。見ての通り僕は体育会系ではないので。
jock はここでは体育会系という意味合いで使っていますが、英語圏においては日本語での意味とは若干違うこともあります。
また go easy の後に続く on は with にすることもできます。
A: Why did you break up with Erika?
なんでエリカと別れたの。
B: I found that she was only interested in money. I shouldn't have gone that easy with her.
あの子はお金目当てだったってことが分かったんだよ。あんなに優しくするんじゃなかった。
easy の前の that は程度を表現するのによく使われる単語で、物を指す that ではありません。
また be interested in は「~に興味がある」ですが、ここでは only も付けて「~だけに興味がある」で「~目当ての」という訳にしました。
A: You have to go easy on alcohol. It's bad for your liver.
アルコールは控えめにしなきゃね。肝臓に悪いよ。
B: I know, but I can't stop it so easily.
わかってるよ、でもそんなに簡単に止められないんだよね。
ここでは「控えめにする」という訳がピッタリでしょう。
これを一語で言うなら refrain という一般的な単語も使えるでしょう。
You should refrain from alcohol once in while.
「たまにはアルコールを控えた方が良いですよ。」
この場合には from を後ろに付けます。
ところで go easy に似た他の表現には take it easy などがありますね。