驚きや混乱、怒りなどを表わす英語表現
freak out の freak は、名詞や形容詞、動詞としての役割があります。
まず、名詞では「変わり者、頭のいかれた人、異常な状況」など、人や物のおかしな状態・状況などを表現します。
形容詞では「異常な、風変わりの」などの意味で使え、freaky と言うこともあります。
動詞としては、人をイライラさせたり、驚かせたり、不安にさせたりする、といった感じで使われます。
どいういった場面で使われるのか、詳しくは以下の例文を参考にしてみて下さい。
例文で確認
A: So did you panic when you first saw the aliens?
それで、エイリアンを見た時パニックになったのですか。
B: Of course. I freaked out and my heart was in my mouth.
もちろんです。驚いて心臓がもう飛び出そうでしたよ。
※ heart is in one's mouth 非常に驚いた状況を表演する慣用句です
A: It was really a freak experience for you, wasn't it?
それは本当に異常な経験でしたね。
A: But since a frined of mine is a freak, I'm sure he will freak out when he sees such a thing.
でも、僕の友達は変人だから、そういう物を見たらきっとすごく興奮すると思いますよ。
ここまでの通り、いくつかの意味で使われているのが分かりますが、同じ語句であるがゆえに、どういう意味になるかは、その前後関係などからうまく読み取る必要があります。
A: What was their spaceship like? Was it big?
彼らの宇宙船はどのような物でしたか。大きかったですか。
B: Yeah, what freaked me out the most was its size.
ええ、一番驚いたのはその大きさでした。
日本語の意味は上記と同じですが、freak someone out という形でもよく使われています。
be freaked out by というように受動態の形にして表現することもあります。
上のBを受動態にすると次のようにも言えますね。
I really was freaked out by its size.
私はその大きさに本当に驚き(ビビり)ました。
A: Oh my god! What the hell is that?
何てことだ!一体あれは何だ。
B: Don't freak out. It's just a UFO.
落ち着いてください。ただのUFOですよ。
否定の命令文にすることで、「落ち着いて」という意味で使えます。