早い者勝ちという意味を表わす英語慣用句
first come, first served は「早い者勝ち、先着順」という意味を表す英語イディオムです。
the first は「最初の人」で、serve(サーヴ) は「給仕をする、仕える」という意味の動詞です。
これは the first to come, the first to be served を略したもので、「最初に来た人が最初に給仕を受けられる」といったような直訳ができるでしょう。
the first は「最初の人」で、serve(サーヴ) は「給仕をする、仕える」という意味の動詞です。
では、どいういった場面でこの慣用句が使われるのか、詳しくは以下の例文を参考にしてみて下さい。
例文で確認
A: Can you get the new drone model whenever you go to the store?
その新型のドローンは店に行けばいつでも手に入るのかい。
B: No. First come, first served.
違うよ。早い者勝ちだよ。
これは一番簡単な基本形ですが、FCFSというさらに省略した書き方があります。
例えば商品の広告などでもよく使われます。
Playstation 5 $100 10 people FCFS
「プレイステーション5、1万円、先着10名様」などのようにすることもできるでしょう。
また、この表現では、少し使われる語句が変わったりすることがあります。
例えば on a first come first basis のような言い方をすることもよくあります。
A: Excuse me, but is a ticket for the soccer game still available ?
すみません、まだそのサッカーの試合のチケットは手に入りますか。
B: Yes, but it's on a first-come-first-served basis, so please come as early as possible.
はい、でも先着順ですので、できるだけ早めにお越しください。
この表現も、一つの形容詞としてこのようにハイフンで結ばれることがあります。
主語の部分が長くなっても同じように使えます。
A: All of the seats on the train will be available on a first come, first served basis.
その列車の席は全部早い者勝ちなんだよ。
B: Really? Then let's hurry up to get the front row seats. I've once wanted
to see panoramic view from the train.
本当かい。じゃあ急いで前の席を取ろうよ。一度列車からパノラマビューを見てみたかったんだ。