その方が、を英語で表現
その方が彼らも都合が良いはずです。
レベル1
今回の問題は初心者にとって難しいと思えるところがいくつもあると思います。
まず、「その方が」という言い方ですが、これはあえて一語一語、英語に直さなくても良い場合もあるので、最後にまわします。
次に「都合が良い」という言葉ですが、これはうまく思い付かなければ、単に good などの簡単な単語でしのぐこともできるでしょう。
最後に「はずです」ですが、これも少し難しいですが、いくつかの言い方ができます。
■ I think it is good for them.
文法的には、何も問題の無い一番簡単な言い方になっています。
1つだけの日本語の文章を英文にするのは、前後の文脈がないので、人によってかなり訳し方が違ってくることもあるので、ここではこのような言い方でも十分かもしれませんね。
レベル2
さて、「コンビニエンス・ストア convenience stores」という言葉を略して「コンビニ」と言って日頃よく使ってますね。
この convenience「便利、好都合」 を convenient(コンビーニエント) とすると「都合が良い」という単語になるので覚えやすいと思います。
ただし、綴りが少々難しいので、書くときには苦労するかもしれませんね。
■ I think it is convenient for(to) them.
この convenient の後ろの for は アメリカ式ですが to としてイギリス式にすることもできます。
また、convenient をこのように使う場合はその前に be動詞が必要です。
この状態では「彼らにとって都合が良いと思います。」という訳になるので、あとここに「~のはずです」という言葉を補えば、かなり元の例文の訳に近づきますね。
これにもいくつかの表現方法があると思いますが、その一つとして should がこれに使えます。
■ I think it should be convenient for them.
よく知られている意味として should は「~すべきだ」という感じで使われるのをご存知の方も多いと思いますが、should にはこのような意味合いもあるということです。
レベル3
残りの、「その方が」を付けると完成ということになるのですが、これは that way とすることができます。また、I think は上の例でも省略できるので省略します。
■ It should be convenient for them that way.
way は「方法」という意味があるので、that way は直訳すると「その方法」ということになりますが、これだけで「その方が」と訳せます。
また、way は「道」などの意味もあるので、that way で「あっちの方(へ)」などの意味でも使います。
もっと簡単にすれば次のようにも言えます。
■ That should be convenient for them.
that の意味は「あれ」とだけ考えていると、うまく訳せないこともあるので気を付けましょう。