英語では普通言わない言葉に注意しましょう。
このアパートは3LDKで、家賃が月5万円です。
レベル1
初心者が、この日本語の中で、すぐに思いつきそうにない英語は「家賃」でしょうか。
とりあえず、それも含めて、順番に英語にしてみます。
この this アパート apart 3LDK
家賃 rent 月 month 5万円 50,000 yen
これらを主語と動詞に注意しながら並べてみましょう。
This apart is 3LDK and rent is month 50,000 yen.
さて、これでは、通じそうで通じない部分がいくつかありそうです。
まずは apart ですが、ここでは不適当な使い方になります。日本語では普通にアパートと言えば通じますが、英語では apartment(アパートメント)と表記します。
通常 apart は、「離れて、別々に」などの意味を持つ副詞となります。
そこで、ここでは apartment(house) や condominium などが良いでしょう。
次に、最初の英文の動詞の部分ですが、is ではなく has にしなければなりません。is では、このアパート自体が3LDKそのものということになってしまいます。
つまり、このアパートは、それぞれの部屋が3LDKの賃貸物件になっているということを言いたいので have にし、主語が3人称単数形ということで
has にします。
This apartment has 3LDK and rent is month 50,000 yen.
レベル2
レベル1で、まずネイティブに通じないのは3LDKです。これはまさに、ジャパニーズイングリッシュなので、英語ではどのように言うのかを考えなければなりません。
そこで英語でこれを正確に伝える場合は、少々長くなってしまうことがあります。
例えば、Lは living room のことであり、DKは dining room kitchen(dining- room-kitchen)
のことで、kichen-dining room ということもあります。他にもいくつかの呼び方があるようですが、聞けば分かるようなものなので、ここでは割愛します。
そして、最初の3は、これら以外の部屋が3つという意味です。英語ではこれら以外の部屋を寝室と言うのが普通なので、 three bed rooms
となります。
This apartment has three bed rooms, a living room and a dining room kitchen, and rent is month 50,000 yen.
しかし、これではやはり長すぎますし、住居には普通、リビングや台所があるのは当然ですから、寝室の数だけを言えば十分でしょう。
This apartment has three bed rooms, and rent is month 50,000 yen.
この英文では、まだ後半の部分に訂正が必要ですね。
レベル3
前半の英文でアパートの話をしているので、後ろの英文にある rent「賃貸料」に the
を付けなければなりません。
それから、「月いくら」という言い方は per month や a month というある程度決まったフレーズで、この場合は、金額である 50,000
yen の後に付けます。
This apartment has three bed rooms, and the rent is 50,000 yen a/per month.