食べる、などの言葉に注意しながら英文にしてみよう。
寿司は今や世界中で食べられています。
レベル1
Sushi is eat now in the world.
こんにち、寿司はほとんどの英英辞典でも sushi となっているので、十分に世界中のあらゆる場所で通じると言って良いでしょう。
さて、「今や」は now, 「世界中で」は in the world, 「食べられている」は is eat となっています。
いきなりここまで出来れば、言うことはありませんね。
何とか理解してもらえるでしょうが、もう少し手直しをしてみましょう。
レベル2
一番の問題は「食べられている」の部分で、 eat を変化させなければいけないということです。
このまま、日本語の通りに英文を作るとすると、受動態(受け身)ということになるので、eat は eaten にする必要があります。
Sushi is eaten now in the world.
これで、会話では問題なく伝わる形になりました。
レベル3
もう少し手直すれば、now の位置は is の後ろにしたり、文頭にすることになるでしょう。
Sushi is now eaten in the world.
「世界中で」という言葉をもっと強調したければ all over the world や all around the world などにすることもできます。
in the world は単に「世界中で」という意味なので、この例文の場合には、これらの方がよりその気持ちを伝えてくれるかも知れません。
また、日本文が受け身の形になっていても、いつも英文をそれに合わせる必要はありません。
次のように受け身にしなくてもほぼ同じ意味で伝えることが出来ますし、now はtoday としても良いでしょう。
Today you can eat sushi all around the world.
この場合の you は「あなた」ではなく、漠然と一般的な人々を指しています。これはまた、youではなく we や people などにすることも可能です。
さてさて、「寿司」を知らないアメリカ人やイギリス人などもまだいるでしょうから、その時には当然に詳しい説明が必要です。
しかし、これは初心者に限らず難しい部分もあると思いますので、そういう時こそ英英辞典で調べておくと非常に便利です。
ネットで利用できる The Free Dictionary では次のように説明を載せています。
a Japanese dish of bite-sized cakes of cold boiled rice flavored with rice
vinegar and rolled in seaweed with or topped with raw fish, vegetables,
or egg
これ自体、かなり難しいかもしれませんが、こういったもののまる覚えも、かなり役に立つことがあるので、是非、暗記に挑戦してみてください。