だますなどの意味を表す英語表現
do a number on には難しい単語は入っていませんね。
しかし、そのままだと「数字をする」みたいな訳になりそうですが、それでは意味をなしません。
この慣用句には「~を騙(だま)す」や、時に「~厳しく批判する」、「人や物を傷つける」などの意味があります。
このようにいくつもの意味を持っている語句では、その前後関係が非常に大事になるので気を付けましょう。
それでは、例文で使い方を見ながら覚えていきましょう。
例文で確認しましょう
A: Was the man really trying to do a number on us?
あの人は本当に私たちを騙そうとしていたのかしら。
B: Yes, I hear he has a number of criminal records.
そうだよ、奴にはたくさん前科があるらしいからね。
「騙す」を一般的な語句で表現する時は deceive や cheat などがあります。
criminar record は「犯罪歴」という意味で「前科」と訳ができます。
A: What happened to your left knee?
左の膝はどうしたの。
B: Ah, I did a number on it when I fell from a ladder.
ああ、はしごから落ちたとき怪我をしたんだよ。
怪我をする」hurt injured
A: Seems like the goverment is going to raise the consumption tax again.
政府はまた消費税を上げるみたいだね。
B: I'm sure they'll be done a number on by many consumers.
きっと多くの人に激しく非難されるだろうよ。
普通の語句なら criticize very hard で十分ですね。
◆ do numbers という表現もあり、「(多くの人に)人気がある、広く興味を集める、バズる」などの意味となり、do a number とは全く違うので注意しましょう。
A: Yeeyah! My tweet is doing numbers.
ヒャッホー、僕のツイッターがバズってる~。
B: Did you post a picture of cat or something?
猫の写真かなんかでも投稿したのか。
「バズる」という言い方には go viral があり、viral は「ウィルスの」という意味です。
つまり「ウィルスが広まる」というような感じから「バズる」という意味で使われます。
他には buzz という単語を使って make a buzz としても同じような感じで使えます。