選り好みをするという意味の英語慣用句
cherry-pick の cherry はチェリーでサクランボのことですね。そしてpick は主に「摘み取る、摘む」の意味ですから、「サクランボを摘み取る」のような直訳になります。
これは「熟しておいしいサクランボだけを選ぶ」というところから、「自分の都合の良い物だけを選ぶ」というような意味で、そこから「えり好みをする」などの意味で使われるようになった英語慣用句です。
またこれは一つの単語になるので、ハイフンを付けておきましょう。
そしてこの語は動詞としての意味ですが、名詞としては cherry-picking で「えり好み」や cherry picker で「選り好みをする人」などの意味としてもよく使われます。
それでは例文の中で使い方を覚えていきましょう。
例文で確認
A: Why do you hate Nancy so much?
どうしてナンシーのことがそんなにも嫌いなの。
B: You know, she always cherry-picks anything and everything.
あのさ、あの子はいつも何でもかんでもえり好みをするんだよ。
一つの動詞になることから、主語が三人称単数なので s をつけ忘れないようにしましょう。
A: I don't think we can beat the team. Most of the pitchers throw very
fast.
あのチームに勝てる気がしない。ほとんどのピッチャーは球がすごく速いんだよ。
B: It seems like we should cerry-pick players with good eyes for the next game.
次の試合では選球眼の選手をしっかり選ぶ必要があるようだな。
このように「入念に選ぶ」という意味でも使います。
選球眼は batting eye という言い方があるようですが、ここでは簡単にgood eye としてみました。
A: I guess cherry-picking is not necessarily a bad thing.
えり好みをすることは決して悪いことじゃないと思うよ。
B: It depends, but I don't like cherry-pickers at bottom.
場合によるな。でも根本的にえり好みをする人は好きじゃないな。
動詞のlike の後ろは名詞であれば複数形になることを忘れないようにしましょう。
it depends は会話でよく使われ「状況による」などの意味です。
at bottom は「心の底では、基本的には」などの意味で用いられます。
◆cherry-picker は、下の写真のように、高いところで人を乗せて作業をしたりする特殊なクレーンの一種でもあります。

これはもともと、もちろんチェリーを摘み取るために作られたものが基になっているようです。
もちろん他の高所にある果物を取るために使われていると思います。
