とを表現する英語慣用句
break the seal は、特にビールを飲んだ時によく起きる事で、一度トイレに行くと、すぐまたトイレに行きたくなるという現象を表現します。
日本語ではこれを一言で言うと「トイレが近くなる」でしょうか。
これは「封を切る、封を開ける」というようなところから「あそこの封を切る」というかなり俗語的な表現になります。
seal は「シール」と日本語でもそのまま使いますが、日本語での漫画などのキャラクターが印刷してある物とは少し違います。
その他、名詞として「封、しるし、印鑑」などの意味もあります。
それでは、会話文を参考に使い方を覚えていきましょう。
例文で確認しましょう
A: Hey, how about going to the beer garden this evening?
なあ、今夜ビアガーデンに行かないか。
B: Well, I'd like to, but I break the seal soon when drinking beer.
う~ん、行きたいけどビールを飲むとトイレが近くなるんだよね。
この表現は、実際は尿意を我慢していて、最初にトイレに行くことを指します。
アルコールだけでなく、過剰な水分の摂取や身体の不調などからも頻繁に尿意をもよおすこともあると思います。
A: Once I went to the bathroom yesterday, I had to go every ten minutes.
昨日は一度トイレに行ったら10分おきに行くことになったよ。
B: Ha ha, it's like breaking the seal. It happens a lot.
はは、あそこの封を切ったようだね。よくあることだよ。
ここは like の後なので ing を付けます。
この表現を使わなけば上記のように go to the batheroom a lot や make a lot of trips to the
bathroom などと言えますね。
I make a lot of trips to the bathroom when I'm nerves.
「緊張するとトイレが近くなるんだよ。」
私自身、過度な仕事や寝不足などで、床に入った後に頻繁に尿意をもよおすことがありました。
次の例文では、話の文脈からこの表現を直訳的な意味で使っていることが分かります。
A: Who the hell broke the seal of this letter?
いったい誰がこの手紙の封を開けたんだ。
B: Sorry, I did. I thought it came to me.
ごめんなさい。私が開けたの。私に来たと思ったのよ。
このような場合は broke the letter's seal とも言えるわけです。
この表現は8年くらい前(2015年)に身内になったカナダ人に、つい最近一緒にビールを飲んでいる時に教えてもらいました。