日常の基本となるもの
bread and butter は、そのままだと「パンとバター」で、単に朝食に出てきそうな感じの語句ですね。
その意味でももちろん使えますが、これには「生活の手段、日用の」などの意味合いがある慣用句となっています。
bread は、西欧では毎日の食事に欠かせない一つの食材にもなっているので、「生活(日常)の糧」などとも訳されています。
それでは、いくつかのシチュエーションでの使い方を見ていきましょう。
例文で確認
A: What does Roy for living?
ロイは仕事は何をしているのですか。
B:YouTube is his bread and butter.
ユーチューブが彼の生計の手段だよ。
「生計を支える仕事、飯の種」などいろいろな訳ができると思います。
相手の仕事を尋ねる時に使う What do you do for (a) living? という決まり表現があります。
次の例では、まさにそのままの意味として使っています。
A: Which do you like better, bread and butter or bread and jam
バター付きのパンとジャム付きのパンのどっちがいいですか。
B: Well, I like rice and miso soup.
僕はご飯と味噌汁がいいよ。
◆形容詞としても使え、この場合は特にハイフンで結びます。
A: English isn't a bread-and-butter language for Japanese people, is it?
英語は日本人にとって毎日の生活に必要な言葉ではないよね。
B: No, but it doesn't hurt to learn it.
そうだね、でも英語を学んでも損はないよ。
ついでに not hurt to で「~しても損はしない、害はない」という表現も覚えておきましょう。