such を使った英会話慣用句
such は「その(この)ような」などと訳されることがよくあります。
この訳で通じるものもありますが、これに伴う語句によって意味が違ってくることもあるので、注意しましょう。
so と使い方が似ていますが、so の場合は、その後ろが形容詞や副詞で終わる形になります。
つまり、so では名詞で終わることができないということです。
× That was so big ship.
○ That was scuh a big ship.
例文で確認
まずは as such という語句の意味と使い方です。
これは「そういうものとして、それ自体では」などのように訳すことがあります。
A: She is a refugee from the country.
彼女はその国の難民なのよ。
B: But We shouldn't see her as such.
でもそのように彼女を見ないようにした方がいいよ。
この such は前文の a refugee を指しているので、as a refugee ということになります。
A: I guess some members of IOC are accepting a bribe.
IOC委員の中にはわいろを受け取っている人もいると思うよ。
B: The Olympic games are good as such, though.
オリンピック自体は良いんだけどね。
この場合は themselves と言い換えができます。
さて、such as という慣用語句がありますが、これとは語順が違うだけです「~のような」という意味で使われていますね。
A: Have you ever been to a cold country such as Finland?
フィンランドのような寒い国に行ったことはありますか。
B: No, but I've been to a hot country such as India, Vietnam.
いいえ、でもインドとかベトナムのような暑い国には行ったことがありますよ。
これを such as it is とすると「大したものではないが、この程度の物だけれど」といったニュアンスで使われる語句となっています。
A: This is my business career - such as it is.
これが私の仕事の経歴です。大した物でありませんが。
B: Oh, this is great. You were involved in the big project.
エッ、これは凄い。君はあの大きなプロジェクトに関わっていたのかい。
次に and such という慣用表現があります。
これは「~など、~とか」と文の最後に付けて使う語句となっています。
A: Recent youngsters don't have any manners at all.
最近の若者は礼儀というものを全くもってないな。
B: I want them to learn basic morals and such.
奴らには基本的な道徳とかを学んでほしいものだ。
これにもう1つ such を付けた such and such という慣用句もあります。
これは「これこれの、しかじかの」といういったように、直接の物の名前をあげずに、まとめて言いたい時などに使える表現です。
A: So you got a letter from Mary, didn't you? what did it say?
それで、メアリーから手紙をもらったんだろ。何て書いてあったんだい。。
B: Well, it said that she had been such and such a place and eatensuch and such food at such and such a restaurant.
え~と、彼女はこれこれという所に行って、なんたらかんからという食べ物をどうたらこうたらというレストランで食べたんだって。