はるばる、完全に、などの意味を表す英語表現
all the way の way にはいろいろな意味がありますが、「道のり」という意味もあり、all the が加わるこことで「その道のり全て」という感じがつかめるのではないでしょうか。
そして、これが「はるばる」というような訳になります。
また、「完全に」などの違った意味で使われることがあります。
同じ語句であっても、英語では話しの内容によって意味が変わるものがよくあります。
それでは例文を参考にこの語句の使い方を覚えていきましょう。
例文で確認
A: Why did you go there all the way from Japan?
なぜはるばる日本からここに来たのですか。
B: I just wanted to see the real situation in person.
この目で本当の状況を見たかったのです。
この場合は「わざわざ」という訳にすることもできますね。
※ in person 実際に
A: I'm going to run for the next election.
私は今度の選挙に立候補するつもりです。
B:Oh, we'll back you all the way.
おう、僕たちはとことん君を応援するよ。
この例文では totally や completely, from start to finish(最初から最後まで) などの意味になります。
※ run for election 選挙に立候補する
back = support サポートする
「ずっと」という訳で登場することもあり、along という単語がくっ付くことがよくあります。
A: Why do you look so sleepy?
どうして眠そうにしているの。
B I was driving all along the way for 10 hours.
10時間ずっと運転していたんだよ。
ハンバーガやホットドッグ、アイスクリームなどで、具材やドレッシング類を全て乗せてもらう、「全部乗せ」という注文にもこの言葉が使われています。
A: How woould you like your ice cream?
アイスクリームはどういたしましょうか。
B:Well, with chocolate chips, strawberry, cookie, and ... all the way, with the works, please.
え~と、チョコレートチップとイチゴとクッキーと、それから・・・全部乗せね、全部乗せでお願いします。
the works もここでは同じ意味内容で使えます。
この英語表現は、次のような下ネタにも使われる場合があるので注意しましょう。
A: So did you two go all the way?
それで君たちは最後までやったのかい。
B: Well, I'll leave it to your imagination.
え~、それはご想像にお任せします。
「最後まで行く」→「最後までやる」ということですね。
これは下ネタではなく、先の最初に紹介した意味でももちろん使われます。
My friend and I went all the way to Okinawa to eat a local popular food.
僕と友達は地元で人気の食べ物を食べにわざわざ食べに行来ました。
to Okinawa ... という語句が後ろに続いているので、”危ない話”でないのがわかりますね。