~好きの、~派の、~型の、などの意味を表す英語慣用句
person と言えば「人」のことですが、例えばこの単語の前に a dog を付けて a dog person とすると「犬好きの人、犬派の人」などの意味になります。
語順も日本語と同じなので、非常に使いやすいですよね。
日常英会話でも頻繁に出てくるので、機会があれば自分から是非使って欲しい英語表現の1つでもあります。
それでは例文で使い方を覚えていきましょう。
例文で確認しましょう
A: Which do you like better, dogs or cats?
犬と猫のどっちがより好き?
B: Well, I'm kind of a dog person.
そうだね、どちらかと言えば僕は犬派かな。
ここではもちろん I like dogs (better). と答えることもできますが、例文のように答えられるとちょっとカッコいいかもですね。
★ これに big などの語句を付けることで強調することができます。
A: So how about your wife?
それじゃあ、あなたの奥さんはどうなの。
B: She is a big cat person. So we have ten cats at home.
彼女は猫が大好きなんだよ。だから家には猫が10匹いるんだ。
この場合の big は大きいという意味ではなく「すごく、とても」といった感じです。
a big fan of cats という言い方にすることもできるでしょう。
蛇が好きな人もいるでしょから a snake person とか、いろいろな動物や植物などの言葉に置き換えて練習してみましょう。
また、複数の場合は We are dog people. となり、 dog persons とはあまり言わないように思います。
A: Why do you look so sleepy every day?
どうして毎日そんなに眠たそうなの。
B: I'm a night person, so I can't wake up smoothly in the morning.
僕は夜型人間なんだ。だから朝はサッと起きることができないんだよ。
この場合は、夜が好きだと言うよりも、夜によく活動したりする人のことですね。
この逆で、朝型人間であればは a morning person ということになりますね。
仮に昼型人間という言い方をするなら afternoon person とかになるでしょうが、これはそう言えたとしても、日本語としてもあまり聞かない表現ですね。
★このように person には様々な語句を付けることができるので、簡単で使い道の広い単語だとも言えそうです。
例えば、これを people person とすると「人の気持ちがわかる人、社交的な人」などの意味で使えます。
A: Who do you think is the best for captain of our team?
僕たちのチームのキャプテンは誰が一番いいかな。
B: What about Makoto? I think he is a good people person.
誠はどうかな。あいつはとてもみんなをつなぐのがうまいかなね。
※これが複数形となる場合は people persons とすることが多いみたいです。
people people と言えなくもないようですが、dog people や cat poeple とは逆に people persons
とするのが一般的と言えそうではあります。