やり過ぎ、調和しない、などの意味を表す英語を慣用句で表現
out of という語句を使った慣用句は、out of order や out of question など、たくさんありますね。
out of line もその一つで、人が規則を破ったり、不適切な行動を取った場合などに使える慣用句です。
訳としては「やり過ぎ、協調性のない」などの意味で使われます。
また、そのままの意味として「線からはみ出して」という意味でも、もちろん使用可能です。
それでは、例文を使って使い方を確認してみましょう。
例文で確認しましょう
A: Hey, she is crying.
おい、彼女泣いているぞ。
B: Umm, I think I was a little bit out of line.
う~ん、ちょっと言い過ぎたかなあ。
口喧嘩のようなことだけなら、「やり過ぎ」は「言い過ぎ」などに訳しても良いでしょう。
手を出せば、やり過ぎになるでしょうし、そうなればある意味問題ですね。
A: Why do you only listen to him?
なんで彼の言うことしか聞かないんだい。
B: Unlike him, you're way out of line.
彼とは違って、あなたには全く協調性がないからよ。
この way は out of line をさらに強調する言葉として使っています。
A: Excuse me, please don't get out of line.
すみません、列から出ないで下さい。
B: Oh, I'm sorry. I didn't notice.
ああ、すみません、気付きませんでした。
ここでは、直訳的にそのままの意味として、「線からはみ出る」ということを表現しています。動詞は動きを表す get を使いました。
A: If you step out of line, you will have to get out of this share house.
規則に反することをすれば、このシェアハウスから出ていってもらいますよ。
B: Okay, I'll never eat your snack again without permission.
わかりましたよ、もうあなたのお菓子は勝手に食べませんから。
この例文のように step を動詞として使うこともあり、「線の外に足を踏み出す」といった感じがしますよね。
訳としては「規則に反する」としていますが、これは前後の文脈でその意味は当然に変わってくるでしょう。
without permission はその間に your を入れても同じことになります。