英作文練習問題50
あの二人は一度別れたけど、また付き合い始めたの。
レベル1
日常会話では、誰かが別れたとか、付き合っているとか、といったような話がよく出てくると思います。
しかし、英語では「別れる」や「付き合う」といった言い方が、簡単に口から出てこない人も多いのではないでしょうか。
これらも、簡単そうでうまく言えない表現の1つになっていると言えそうです。
■ That two people were part once, but that two people started together
again.
まず、主語となっている That two people ですが、間違いとはならないまでも、少し長過ぎるのが問題と言えるかも知れません。
そこで、これは Those two とすることもできます。
また part には「別れる」という意味もありますが、この場合は were があるので part を parted として受動態の形にすると文法的には間違いがなくなります。
ただし、日本語の意味としては、無理やり引き離される、というような感じになってしまうので、単に part を過去形にして言うこともできます。
「付き合い始めた」というのも、started together となって、何とか頑張って考えた感じですが、これでは「一緒に始めた」という意味になってしまいますね。
「付き合う」という表現では date という単語を使うことも可能です。
レベル2
■ Those two parted once, but those two started date again.
これなら、大体の場合は伝わる感じになったと思いますが、主語である those two が繰り返し使われているのが問題ですね。
特に後ろの(2回目以降)ものは簡単に they にするのが普通です。
それから started date はその間に to を入れて started to date とする必要があります。
date は、デートをする相手の事を言う場合もあり、また動詞として「デートする、付き合う」という意味で使われることもあります。
Is she your date?
「あの子は君の彼女かい?」
Is she your date tonight?
「彼女は今夜のデートの相手なのかい?」
上の英文では、交際相手のことを言っている可能性が高いでしょう(話の内容による)が、下の英文では、tonight という言葉があるので、特に交際しているわけではなく、一夜限りにのデートの相手を表現している可能性が高いと言えます。
また、「別れる」という表現では separate という単語も使えますが、これは結婚した夫婦が離婚するような場合に使われるのが普通です。
さて、会話的にはもっとよく使われる表現が他にもあるので、より日常的な言い方を覚えておくとそれなりに役立つのではないかと思います。
レベル3
「別れる」という言葉を調べれば、他にもいくつかの表現が見つかるはずです。
その中で最もポピュラーと言える表現が break up という言葉ではないでしょうか。
そして「付き合う」では go out という表現がよく使われます。
■ They once broke up, but (have) started to go out again.
最初の主語である「あの2人」は誰を指しているのか、この会話の中では、まず明らかな事でしょうから、they を主語としても問題はないでしょう。
「付き合う」という表現では、「~が~と付き合っている」というような言い方で see を進行形にして使う場合もあります。
She is seeing a younger guy/man.
「彼女は年下の人と付き合っている。」
go out を使う場合は with を使って次のように言えば良いでしょう。
Do you really want to go out with that fatty man.
「あなたは本当に太っちょの男と付き合いたいの。」
ところで、別れた後でまた付き合うというのは、「仲直りをする」というようにも言えるので make up 語句でも表現できそうです。
また 最初の主語は That/The couple などと言っても良いと思います。
■ That couple once broke up, but they made up (again).