bless を使った英語決まり表現

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bless を使ったいろいろな英語慣用句

bless は、「神のご加護がありますように」などと祈る時によく使われる言葉です、

この語を blessing とすると名詞になり、「神の恵み。神への祈り、恩恵」などの意味で使われます。

例えば blessing in disguise は「不幸中の幸い」という意味で使うことができます。

この bless や blessing を使った慣用句を、いくつかの例文で解説していきますので、覚えていってください。

例文で確認しましょう

A: Why do you say "bless you" when people sneeze?
「どうして人がくしゃみをするとブレス・ユーって言うの。」

B: It's just a fixed phrase, you know.
「それはただの決まり文句なんだよ。」

※ sneeze くしゃみをする
fixed phrase 固定された表現

bless には上記のように「神のご加護がありますように」などの意味があり、bless you で「お大事に」という意味になります。

God bless you! と God を付けることもありますが、普通はよく省略されます。

これを言われた人は Thank you. と返すのが礼儀となっています。

なお、God bless you! は「幸運を祈ります。」という意味でも使われます。

A: I'm going to Canada to learn English and French.
「英語とフランス語を学ぶためにカナダに行くつもりです。」

B: Oh, that's good. God bless you.
「おや、それはいいですね。幸運を祈ります。」


God bless me! という言い方もあり、驚きや怒りなどを表現する時に使えます。

A: Excuse me, sir, could you show me your passport, please?
「すみません。パスポートを拝見できますでしょうか。」

B: Yes, here ... God bless me! Where's my passport?
「はい、どう・・・、何てことだ。パスポートはどこだ。」

Bless you! と同じように Bless me! と God を省略して言う場合もあります。


A: I missed the flight to Paris yesterday.
「昨日はパリ行きの飛行機に乗り遅れたんだ。」

B: Oh, perhaps that was a blessing in disguise for you. The plane changed its destination to Rome because of heavy snow.
「あれ、それは君にとっては不幸中の幸いだったんじゃない。その飛行機は大雪で行き先がローマに変更になったんだよ。」

disguise は少し難しいですが、「変装」という意味があります。

そこで blessing in disguise は「幸運が変装している」という感じで「不幸中の幸い、災い転じて福となる」などと訳すことができます。

Not being rich was a blessing in disguise. The burglar couldn't find anything of value.
「金持ちでなかったのが不幸中の幸いだったよ。その泥棒は金目の物は何も見つけられなかったんだ。」

I got lost there, but it was a blessing in disguise because I found a lovely view on the way.
「私はそこで迷子になったんだけど、災い転じて福となったよ。途中で素晴らしい景色を見つけたからね」

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